私たちは1980年の設立以来、データ入力、事務サービス、人材派遣などの業務をビジネスとして展開し、デジタル・情報化社会に貢献してきました。

その中でも、データ入力はグループの祖業として60年にわたり手掛けています。

紙ベースなどのアナログデータをデジタルデータに変換、顧客ニーズに対応した最終成果物を提供しています。

基本的な業務骨格は創業時から不変ですが、各種データの入手方法、ミスのない品質を意識したキーパンチャーと入力機器が一体となった入力実務、最終成果物の納品形態など高度で多様な顧客要請に対応して、入力ソフト・システム、ネットワーク、セキュリティにも十分配慮しつつ、実務を進化させています。

業務エリアは、福岡市を中心に九州北部地域、他九州地域、さらには全国規模での業務拡大も進め、歴史的経緯、地域事情などを加味して、全国7ヵ所に入力拠点を展開しています。

また、顧客は産官学と広範囲に及びます。民間では製造業、非製造業を問わず幅広い業種の各種帳票の入力処理を行っています。

一方、業務の多様化、高度化、多機能化などを意図し、入力業務だけでなく、周辺業務、拡大業務についても、事務サービスとして意識し、新しく受注体制強化の新組織も充実させました。

「半導体は産業のコメ」であるように、データ入力や事務サービスはデジタル化、DX（デジタルトランスフォーメーション）のコメ、黒子として重要不可欠な基盤要素と考えています。そのためには、品質・精度向上が不可避で、社員の教育・研修、適切な設備投資、情報システムの新技術などに一段と注力しています。

知識の高度化、新技術の取得、それぞれを業務に生かす積極的な行動力が従業員を成長させ、活力ある職場の構築にもつながると思います。

産業・企業間競争が激化するなか、デジタル・モバイル化の進展はアナログデータ量の減少につながり、私たちにとってアゲンストの風との側面もあります。

官民DX化の大潮流のなかに、データ入力や事務サービス、グループの情報システムも加え、ビジネスチャンスを見出しチャレンジの航海を続けて行きたいと決意しています。